Milanから帰ったばかりだけど、来月のExamを前に、今日はIntensive Tutorial。普段のtutor以外のtutorから集中的にtutorialを受ける。スケジュールが割り当てられていて、だいたい1人あたり6人のtutorialをうける、かなり重要なイベント。
僕は、今やってる Coffee Table と Laser Ring の説明を主にしたんだけど…。
Luke Pearson
「見た目が箱に入ったディスプレイまんまじゃない。スクリーンがあるってだけでしょ? Object として Sofisticate される必要があるよ」「リング?ふ〜ん」
Noam Toran
「う〜ん、つまりキミがやってるのはphoto diary的な『サービス』のデザインな訳だ。それともシステム?それにしてもそのtableはuglyだけどな(笑)」
「レーザー?指さしてコントロールできるのか?それいい。こんなカンジで?『ライト点け』とか『ドア開け』とか?面白いじゃない。(ノリノリだ♪) 『Green Lantern』って昔のコミック知ってる?ちょっとパソコン貸して。コレコレ…」
Gabriel Klasmer
「イメージだけ?サウンドはないの?サウンドも面白いんじゃないの?(「そ、そうかとも思うんですが…」)その時、聞いた音とか、ねえ。いいじゃない」
「指さしてコントロールはいいねえ。インスタレーションにすると面白いんじゃないか?セットみたいにして。わざとシンプルでチープなものとかもコントロールしたりして。(「ケトルとかね」)そう。ケトルとか。うん、面白そうだ。(作るの大変だけど…)」
Deyan Sudjic
「俺は、スクリーンはもういらないんじゃないかと思うね。リビングにメインの大きなスクリーンがあって何でもそこでやるようになるんじゃないかな?(「僕はそうじゃない気がするんですけど…」)そこにもってきて新たにスクリーンを買ってもらおうってのはちょっとどうかな。スクリーンセーバーみたいなもんだろ?ソフトウェアを売ればいいんじゃないのか?」
Daniel Charny
「なんでCoffee Tableなの?(「いや、いろんなバリエーションがありえると思うんですけど、それが重要な訳ではないと思うんで、『普通』っぽい、『典型的』っぽい、と思ったんですが…」)principle concept と、situation of use / context と、object と、っていう風に段階的に分析してバリエーションを考えたら? context によっては、tableだったり、 trayだったりwindowだったりするんじゃないの?」
Shona Kitchen
「ふーん、なるほど。この前は何をやってたの?(「えーと、こんなミルクのパッケージとか、IHプレートとかなんですけど」)へえー」
予定はここまでなんだけど、Christoph がいたので(このところまともにtutorialを受けてなかっったので)、つかまえてtutorialをしてもらった
Christoph Behling
「君がやったのはインタラクション・デザインだ。プロダクト・デザインじゃない。正直オレはインタラクション・デザインはよく分からない。(「いや、でもこれは『プロダクト』としてデザインしたくて、かくかくしかじかで…」)う〜む。レーザーは分かり易いじゃないか。面白い。誰が見ても、すぐ分かる。table はそんなにいっぱい説明しないといけないし、まだピンとこない。まずはオレを納得させられないとだなぁ。レーザーは面白いよ、コレをもっとやろうよ。これはきっと楽しいよ。マジックじゃないか。」
以上。疲れた…。
ボク的には「ちょっとしたお楽しみ」気分だったレーザーリングが全般に好評。Coffee Table は説明もうまくできなかったし、ピンとこなかったみたい。やっぱり自分としても、コンセプトを絞り込めてないからなんだなぁ〜。
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