とりあえずモデルが動作したので、仕上げにペイント。白く塗るだけだからさくっと、ね…なんて思ってたら、ペイントも奥が深いのね(なんでも奥が深いっ)。
たまたまペイントしてたHirokoに教えてもらいつつ…、まずはキズや(モデルのミスなんかで)へこんだりしちゃってるところとかをパテで埋めて、サンドがけ。そして、primer(下地剤)を塗ってまたサンドがけ。もとの表面がかなりザラザラしているので、もう一回primerを塗ってサンドがけ。ようやく白のペイントをして、またサンドがけ。もう1回重ね塗りをして… 日が暮れた。
そこまでやったけど、下手なのでやっぱり汚いなぁ。全てが修行不足だなぁ。
しかし、そうは言っても、とにかくなんか初めてひとおとり作ったカンジ。
スケッチブックにアイデアを描くところから、イラストやシナリオにして、回路をちょっとだけ組んで、実験して、半田付けして、マイコンのプログラム(っていうほどのももんじゃないけど)して、3Dモデリングして、ラピッドプロトして、磨いて、塗った!
お〜。やればできるんやんかっ。それぞれ中身はたいしたことないけど、とにかく全くの白紙の状態からモノができるまでの過程(量産じゃないけどね)を、自力でできることにちょっと感動。いや、アタマではやればできる、と思ってたよ。でも「やればできる」と「ホントにやる」のは全然違う。
今はそれぞれのレベルが低いからしょぼいんだけど、とにかく広く浅く(もともとそういう傾向が強いんだけど…オレ)ゼロからちゃんと動くモノを作る術を学んだってカンジだ。ちょっと嬉しい。大きな組織にいると、どんどん自分の領域が専門化して狭くなっていくような気がして、ま、そうじゃないと深く掘れないし、最前線で開発や設計するレベルには達しないんだと思うけど、「オレってきっと『ホントに新しいモノ』は作れないなぁ(改良とか改善とかはできるけど)」みたいな気がしてた。今は…、ちょっと違う気がする(気がするだけか?(笑))
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