今週のPlatform Meeting で Laser Ring の進捗を報告したんだけど、Christoph は、
「そのプラグアダプターみたいなのはちょっとつまらなすぎじゃないか? 大体、コンセントはソファの裏なんかにあったりして、見えないコトが多いじゃないか…」
と、あいかわらず容赦ない(苦笑)。
「いや、そうかと思って、延長ケーブル型で、机の上に置いたり壁に掛けられるバージョンも考えてるんだけど…(左上)」
「それにしたって、もっと、こう夢のあるのがあるだろ? せっかくMagicみたいなんだからさぁ、とりあえず自分でつくれる範囲でおさめようとしてないか?」
(ギクっ)
「作れるかどうかは別にして、もっと可能性を考えてみるべきだ。例えば、こうやって(指さした手を上下させながら)手を動かすとブラインドが上がる、とか。な、マジックだろ?」
う〜ん、このブラインドネタは毎回Christophが持ち出すんだけど、気に入ってるのかなぁ。個人的にはこのテの「ジェスチャー」系のUIは、最近、加速度センサーが手頃になってきたこともあっていろんなトコロが始めてるみたいだから(samsungのケイタイとか)、後追いっぽくてちょっとヤなんだけど…。Laserが面白いのは、ポイントした先が見えるってトコロだからそれを活かさないとねぇ。なんでもアリじゃぁ、ちょっと…。
例えば、多機能学習リモコンみたいなのもあるけど、アレの直感的じゃないトコロは、最初に「どの機器を操作するか」を選ばないといけないトコロ。「う〜ん、このビデオがVCR1だっけ?」とか。Bluetoothとかもそうだよね。
僕がLaserPointingに(ちょっとオモチャだな、と思いつつも)興味を持ってるのは、とにかく目に見えること。それがバーチャルな世界のIDとリアルな機器との関係を直感的に結びつけられる可能性があるから。その一点(「もし目に入ると危険」とか、現実的には問題ありそうだけどね)。
しかし、時間が残りわずかになってきたので、ちょっと「モデル作りモード」にはいってたのも確か。たしかに「自分で作れる範囲」で考えてたかも。しかし、これもよく悩むんだけど、じゃあ「技術的には実現可能なはずですから」とか言って、絵だけ、とかモックアップだけ、とかいうのもアリなのか? Design Productsにはナシだよなぁ。とはいっても、エレクトロニクス系とかってよっぽどじゃないとワーキングモデル作るのはすっごい大変なんだけど…。
で、Christophに
「ワーキングモデルじゃなくてもいいの?」って聞くと
「う〜む…」
やっぱりそうやんかっ。
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