今日は Tony Dunne 先生のレクチャーがあった。実は V&A ミュージアムで見た時は、あんまりピンとこなかったんだけど(すみません…)、今日のレクチャーは面白かった。作家(今日は、デザイナーであり、作家であり、教師であり… みたいな紹介だったけど)本人に作品のことを聞けるなんて貴重だ。で、聞いてみると、「なるほど。そういうカンジだったのかぁ」と。「Faraday Chair」(V&AにあるTonyの作品で、電磁波から逃れるために電磁波を遮断する半透明な素材で作られたボックスの中で休息するための装置(椅子?))も、V&A で見た時はスゴく シニカルでアイロニックな、文明批判(おおげさ?)的な作品だと思ったんだけど、その経緯を聞いてみると、世の中には本当に電磁波(場?)で体に障害を感じる人もいるらしく、Tony 先生の穏やかな話ぶりも手伝って、真摯なアプローチに思えた。エレクトロニクスデバイスのカタチは、目に見える部分だけじゃなくて、電磁波的に見ると目に見えない、でも一定の領域を占めていて(測定データが面白かった)、それはそのデバイスの状態(ON/OFFとか)で変化している。で、その目に見えない、でも一定の領域を占めているものに僕らは囲まれて生活していて、ある人はそれを不安に思うし、ある人は可視化されたそれに新しい感覚を呼び起こされる…、みたいな。
で、やっぱりこういう作品はそのストーリーを知らないと、十分には味わえないなぁ、Tony 先生のも面白いなぁ、と思って早速 amazon で、"Design Noir" をサーチするも、
で、やっぱりこういう作品はそのストーリーを知らないと、十分には味わえないなぁ、Tony 先生のも面白いなぁ、と思って早速 amazon で、"Design Noir" をサーチするも、
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と、なんだかつれない(苦笑)。Design Noir: The Secret Life of Electronic Objects Anthony Dunne Birkhauser (Architectural) 2001-12 売り上げランキング 256,187 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
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