ひさびさのPlatformミーティング。あやうく忘れそうになってたけど、課題は(まだ)「eat me」(ホントは今TERMから「communication」をやるはずだったけど、Christophが気に入ってるのか、延長することに)。年末にはBRAUNのデザインセンターの人も来たりして、ちょっとは盛り上がるのかな?
で、考えたのが(また適当だけど…(笑))、コレ
「ワイヤレス調理器具シリーズ『ワイヤレス・フライパン』」!
ブラウンのシェーバーにも使われてる電磁誘導式の無線電源供給をダイニングテーブルでできるようにして、ダイニングテーブルで料理をする、と。話題のナレッジベース「携帯電話を置くだけで充電ができるパッド」なんていうのもあったりして。こういうのは電力が足りない気がしてたけど、そうかぁ、そろそろ100Wぐらいまで(エプソン)いけそうなのかぁ、それなら机の上で使うもの系を、全部ワイヤレスにできるじゃないか!と。
そこで!「料理を『食べる』行為の一部として積極的に楽しみたい」。キッチンとダイニングルームは分かれてたりするコトも多いけど、「キッチンで(例えば奥さんが)料理してダイニングに運ぶ」を「キッチンで準備してダイニングで(一緒に)料理&食べる」にしたい(鍋料理なんかはそうですな)。最近、久しぶりに一人暮らしして自分で料理して思ったんだけど、毎日、キッチンで料理したのをわざわざリビング(ダイニングはないので…)に運んで食べてまた持って戻るのが、何やってんだオレ?って感じ(笑)。それに自分で作ると美味しく感じるってあるでしょ?ていうか、「オレが作ったんだから…」とか言うんじゃなくて、「過程」を見てると美味そうに見える。
料理って「途中」が一番美味そうに見えるでしょ?(特に素人がつくると) オレが作ったのなんか、最終的にはぜんぜん美味そうに見えないと思うんだけど、「途中」を見てるから美味そうに思えるんだよねぇ、自分には。例えば、焼き上がったステーキって実は美味そうに見せるのが難しい。だからレストランとかは黒い鉄板にのせてみたり(ファミレスか?それは?(笑))添え物を工夫したりするんだろうけど、自分で作ると出来上がりは実に素っ気ない。皿の上のタダの薄茶色い肉の塊(そりゃそうか(笑))。でも、自分で作ると、赤い肉がジューって焼ける「途中」シーンをじっくり見てるからねぇ。コレがあるかないかで全然違う。鰻を焼く匂いを嗅ぎながら飯を食う話が落語にあった気がするけど、半分はイマジネーションで食ってるんだなぁ、と。キッチンで奥さんが料理してくれてるのをダイニングで待ってるなんてちょっともったいないんじゃないか、と。オリーブオイルの中でカリカリになっていくガーリック、網の上で焼けた皮が小さく膨らんで裂ける魚、鍋の中でコトコトいってるカレー、とかね。
もちろん料理の全ての過程が楽しい訳でもないと思うから(ダイニングテーブルで魚さばくのもなぁ、とか…。ロクさん(道場六三郎)がやってくれるならいいけど♪)、オイシいトコだけ楽しみたいっていう感じだけど、そうするとキッチンウェアやテーブルウェアのデザインが変わるんじゃないか、と。まだ深く考えられてないんだけど、とりあえず今日のミーティングで見せてみたのが、ダイニングテーブルの上で使う「ワイヤレス・フライパン」と「ワイヤレス・ DimSum(点心)スチーマー」(これはちょっとマニアックか?)。
Nickはちょっと面白がってくれたみたいだけど、「テーブルウェアとかキッチンウェア全般とかやりはじめると発散しそうだから、まずはどれかを選んで、きっちり詰めてみれば? DimSumスチーマーがいいんじゃないの?竹製の上物と、エレクトリックなベースの部分のミスマッチも面白いかもしれないし…」みたいなコトを言ってたようだ…。
ま、まだ思いつきだけど。もうちょっと考えてみよう。
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